100年を生きる

100年時代を幸福に生き抜くために必要な3つの投資

100年を生きる

人生100年時代を幸せに生きぬくためには、それなりの生存戦略が必要になります。
『年金2000万円問題』で明らかとなったように、具体的な戦略なしで100年の人生を生き抜くことは難しいでしょう。
もちろん、日本という豊かな国で生きている限り、餓死する可能性は非常に低いです。
国や自治体からなんらかのサポートが期待できます。
しかし、『生きられる』ということと『幸福に生きる』ということは全く異なります。
そこで今回は、『人生100年時代を幸福に生きるために必要な3つの投資』を紹介します。

人生100年時代に必要な3つの投資とは?

金融資産(お金)
健康資産(体)
人的資産(つながり)
人生100年時代の生存戦略のひとつに『時間を味方につける』という考え方があります。
長い人生だからこそ、その長さを利用するという考え方です。
そこで、時間を味方につけるためにおすすめする方法こそが『投資』です。
投資とはいえ、株や債券に投資すべきと提案したいわけではありません。

後ほど紹介しますが、もちろん金融資産(お金)を投資することは重要です。
できるだけ早く、できるだけ長く投資することで、確実に資産を増やすことができます。
しかし、投資とはお金だけに限りません。
『お金』、『健康』、『つながり』という3つの投資を紹介します。
この3つは、人生100年時代にはどれも欠かすことができない貴重な資産です。

お金を確実に投資しよう!

まずはなんといってもお金です。
年金2000万円問題で浮き彫りとなったように、定年退職後に幸せに(豊かに)暮らすためには、十分な資金が必要です。
資金が充実していれば、充実した介護サポートなども簡単に受けることが可能です。
今後さらに60代以降をターゲットとしたサービスが充実することを考えると、じゅうぶんなお金をためておくことが懸命です。
投資でお金を確実に増やすためには、『長く投資する』のがポイントです。
株を買って上がったら売るという類の投資ではなく、20年、30年と投資して成長させることで、より確実に投資でお金を増やすことができます。
できるだけ早くから資産形成を始めておくことが重要です。

健康に投資しよう!

とにかく健康に投資しましょう。
健康的な生活習慣を取り入れ、長く健康的な体を維持する事が重要です。
人生100年時代とはいえ、多くの人が『寝たきりで100歳を迎える』可能性があります。
喫煙や大量の飲酒などの生活習慣が70代・80代で爆発し、麻痺や嚥下障害(飲み込めない)、在宅酸素(酸素ボンベがないと呼吸ができない)など、恐ろしい病気を発症するかもしれません。
自分では何も食べることができず、チューブから液体の栄養を送り込まれ、酸素を送られ、ベッドから起き上がることすらできません。
たとえ体中が傷んでも、動けないのです。
「長生きする必要なんてない」と言いながらタバコを吸い、健康をおろそかにしている人を見けますが、現実はそんなに甘くありません。
生活習慣の乱れによって、『死にたくても死ねない体』『苦しくても動けない体』になる人は沢山います。
長く生きるためではなく、『健康的に生きるため』にぜひ自分の体をいたわって下さい。

つながりを大切に!

人生が長くなればなるほど、人とのつながりが大切になります。
孤独な時間が10年も20年も続くなんて耐えられませんよね。
積極的に自分のコミュニティーを広げる活動を行っておきましょう。
会社の同僚とのつながりだけで生きてきたサラリーマンが、定年後に孤独を感じてうつ病を発症するというのは『よくある話』です。

家族や友人はもちろん、趣味などを通じて自分の輪を広げ、その輪を大切にすることが大切です。
これはまさに『人への投資』であり、コツコツと信頼関係を構築することが重要です

100年時代を幸福に生き抜くための3つの投資

今回は100年時代を幸福に生き抜くために必要な3つの投資というテーマを紹介しました。
• 金融資産(お金)
• 健康資産(体)
• 人的資産(つながり)
これらの資産に優劣をつけることはできません。
どれもが必要であり重要な資産です。
バランス良くこれらの資産に投資して下さい。
投資のコツは『早く始めること』です。

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