一人暮らしで健康的な食事をするコツは？

健康的な食事が体に良いということは分かっていても、毎日の食生活を意識的に健康的なものにするのは難しいですよね。
特に、一人暮らしや単身赴任などの生活環境では、健康的な食事を毎日自炊するというのは大変です。
料理ができるできないの問題ではなく、一人暮らしの場合、金銭的にも時間的にもコンビニ弁当や外食のほうが効率的なことはいうまでもありません。
実際に、一人暮らしをしている多くの人は、『時間がなくて自炊ができない』という問題を抱えています。
健康的な食事が重要だということを理解していても、時間がなくて料理ができない…
そんな悩みを抱えている方のために、忙しい一人暮らしでもできる健康的な食事法を紹介します。

コンビニ弁当でも健康的な食事は可能？

健康的な食事をするためには、『主食・主菜・副菜』という考え方が非常に重要です。
ごはんやパン、麺類などの主食、肉や魚などの主菜（メイン料理）、野菜やスープなどの副菜。
これらをバランス良く食べるという考え方が大切になります。
コンビニ弁当を選択する際には、『主食・主菜・副菜』をバランス良く選ぶのがポイントです。

おにぎりとカップラーメンに注意！！

おにぎりとカップラーメンという組み合わせは、一人暮らしの男性に人気がある『コンビニ飯』です。
この組み合わせは、非常にお値打ちで満腹感も得られるため、一人暮らしの強い味方です。
しかし、先程の考え方に当てはめると、おにぎりとカップラーメンというのは、『主食＋主食』ということになります。
炭水化物ばかりを食べることになるため、血糖値が急激に上昇し、太りやすい体になります。
これでは栄養バランスが偏るのも当然です。
カップラーメンだけでは満たされないという場合には、餃子などの主菜を追加したり、サラダなどの副菜を追加するなど、主食以外のものを食べることがおすすめです。

コンビニ飯のおすすめの朝ごはん！

また、コンビニで朝食をとる習慣がある人も多いでしょう。
コンビニで朝食を選ぶ場合には、パンやおにぎりなどの主食の他、牛乳やヨーグルト、卵などを主菜として追加し、副菜としてサラダやフルーツも選ぶことがおすすめです。
パンを2つ、おにぎりを2つ買うのではなく、パンとゆで卵、おにぎりとサラダなど、別々の系統の食事を選択するのが重要です。

外食（デリバリー）で健康的な食事をする方法

コンビニ同様、一人暮らしの強い味方が外食（デリバリー）です。
最近ではお値打ちな値段で外食やデリバリーが可能になっています。
そんな外食でも『主食・主菜・副菜』を意識することで、健康的な食事をすることは可能です。

定食がおすすめ

丼ものやラーメンなどの外食が人気ですが、健康的な食事のためにはやはり『定食』がおすすめです。
丼モノは、器も大きくご飯の量も多いため、糖質のみを大量に食べることになります。
牛丼などの炭水化物をいっきに早食いすると、極端に血糖値が高くなってしまいます。
そのため、丼ものを選ぶときには、サラダや汁物をセットにして、サラダから食べ始めるようにしましょう。
また、麺類（ラーメンやうどん）などの一品料理も糖質が中心で、栄養バランスが偏ってしまいます。
定食を選ぶことが一番ですが、丼ものや麺類を食べるときには、サラダなどのサイドメニューを追加し、『主食・主菜・副菜』を意識して食べることがポイントになります。
ただし、ラーメンと餃子（主菜）と八宝菜（副菜）など、バランスを意識するあまり、食べすぎにならないように注意して下さい。

飲み会や『付き合い』に注意！

飲み会などの“付き合い”の場も気をつけたいところです。
会食の席で自分だけ『主食・主菜・副菜』を意識するというのは難しいと思いますので、会食がある時は『前後の食事を調節する』ということを意識するのがおすすめです。
夜に飲み会が予定されているのであれば、昼食はサラダなどの食物繊維だけにするとか、翌日の夕食を野菜中心にするなど、意識的に食事を調節するのがおすすめです。
また、会食の場でも『ゆっくりよく噛んで食べる』ということは意識できます。
これだけでも血糖値の上昇を緩やかにする効果があるため、食べ方を意識するのも効果的です。

一人暮らしでも健康的な食事は可能です

忙しい一人暮らしでも、コンビニや外食を上手に活用することで健康的な食事をすることは可能です。
ポイントは2つです。
主食・主菜・副菜を意識すること。
ゆっくりよく噛んでたべること。
この2つのポイントを意識して健康的な食事をしましょう。