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生活習慣病の原因は?注意すべき生活習慣とは?

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生活習慣の変化によって生み出された新たな病気…それが生活習慣病です。
生活習慣病とは、まさに、生活習慣によって生じる人体への悪影響であり、近年多くの日本人の頭を悩ませている病気のひとつでもあります。
そこで、生活習慣病の原因を紹介しながら、注意すべき生活習慣のポイントを解説していきます。

生活習慣病の原因は生活習慣にあり

生活習慣病の原因は『生活習慣』にあります。
そのため、生活習慣病を予防し、治療するためには、生活習慣そのものに注意する必要があります。
とはいえ、生活習慣とは非常に幅広く、具体的に注意すべきポイントが分かりません。
そこで、より具体的な生活習慣にフォーカスして紹介していきます。

食生活に注意

生活習慣病の大きな要因となるのが『食生活』です。
毎日の食事によって、生活習慣病のリスクは大きく変化します。
オーバーカロリー(食べ過ぎ)や偏った栄養(糖質の取り過ぎ)などはもちろんのこと、過度なダイエットや食事制限も生活習慣病の原因となります。
過度な食事や偏った栄養素によって、体内に脂質が蓄積しやすくなり、肥満のリスクが上昇します。
余分な脂肪分や糖分は、血液を『ドロドロ』にし、動脈硬化のリスクとなります。
血管がダメージを受けることによって、大きな病気(心筋梗塞や脳血管障害)の原因となる可能性もあります。
10代、20代、30代の若い世代は、多少食べ過ぎたとしても、エネルギーを消費することができる十分な代謝能力がありますが、年齢と共に代謝能力は低下します。
そのため、年齢に合わせた食生活の見直しが肝心です。
また、『食べ方』も生活習慣病に影響を及ぼす要因となります。
食べ物を噛む回数が少ない、食べるのが早いという人は、食べ方にも注意が必要です。
当たり前のことですが、生活習慣病を予防するためには『規則正しく、バランスの良い食事』を心がける必要があります

運動習慣に注意

運動が生活習慣病に与える影響は絶大です。
運動によって肥満の改善になるだけではなく、新陳代謝が活性化され、骨や体を支える十分な筋力が得られます。
身体的な影響はもちろんのこと、精神面に与える影響も絶大です。
運動によってストレスが軽減できるだけではなく、脳を活性化する効果も報告されています。
筋力の低下によって新陳代謝が低下するだけではなく、将来的にはロコモティブシンドローム(ロコモ:運動器症候群)とよばれる、運動機能障害のリスクを上昇させます。
比較的体が動きやすい若い世代(50代・60代)のうちから、軽いウォーキングやラジオ体操でも良いので、できるだけ毎日体を動かす習慣をつけることが大切です。

喫煙に注意

喫煙は生活習慣病のリスクを上昇させます。
喫煙によってダメージを受けるのは肺だけではありません。
体中の血管や臓器、細胞が、毎日の喫煙によって徐々にダメージを受けます。
喫煙が肺がんのリスクになることは良く知られていますが、心筋梗塞や脳卒中のリスクも著しく上昇させることも忘れてはいけません。
喫煙者が生活習慣病を予防するためにできることは、1日も早い禁煙です。
禁煙をサポートする医療体制(禁煙外来や禁煙補助薬)も充実していますので、自分に合ったサービスを活用しながら、1日でも早く禁煙することが大切です。

働き過ぎに注意

食生活や運動習慣の他、仕事も生活習慣病のリスクになります。
仕事のストレスによって、心身に負担がかかることで、自律神経のバランスが乱れる原因となります。
自律神経は、体を正常に保つための働きをしており、これらのバランスが崩れることで、身体に様々な悪影響が出現します。

不眠や過食(拒食)、うつ病などの精神疾患を患う可能性もあります。
現代日本に生きる我々にとって、働きすぎないことはとても難しいです。
生活のために、家族のためには働く手を休めることはできません。
だからこそ『いかにストレスを発散するか』ということが大切になります。
まずは、ストレスが生活習慣病の原因となることを知り、ストレス発散のためにできることを見つけることが重要です

【まとめ】生活習慣病の原因とは?

生活習慣病の原因は『生活習慣』です。
糖尿病や高血圧、高脂血症やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)など、生活習慣に依存する『生活習慣病』は沢山存在しますが、そのどれもが『生活習慣』が原因となります
• 食べ過ぎ
• 不眠(不規則な睡眠)
• 運動不足
• 喫煙
• 働き過ぎ

生活習慣病は、悪習慣のどれかひとつが原因となるのではなく、様々な習慣が複雑に絡み合って身体に悪影響を及ぼすのです。
生活習慣を予防するために、長期的な目線で、出来ることから生活習慣の改善を始めてみましょう。
• エレベーターを使わない
• 自転車通勤に変える
• 野菜中心の生活にする
• 10時には寝る
• 禁煙
簡単にできることから始めて、生活習慣そのものを改善することが大切です。

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